作並温泉・奥入瀬旅行

久しぶりに奥入瀬を見てみたいと思い、5月28~31日に三泊四日旅行することとした。もう30年も前のことだがバスで通りすぎた時は居眠りしていて隣の連れにど突かれて叩き起こされたことがあった。奥入瀬まで直行するには距離がありすぎるので作並温泉に立ち寄り1泊することにした。雨が心配だったが、道中、富士山の山頂が微かに見えて幸先が良い。

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東京駅で駅地下の崎陽軒で昼食をとる。あんかけチャーハンが人気なのか売り切れだったので、スープチャーハンにした。シューマイ2個付きは良いが、チャーハンは私には少し硬めであった。

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作並温泉は仙台駅から山形行きの電車で40分程度の距離である。

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泊まったのは岩松旅館である。

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部屋は温泉付き、庭付きで結構な広さであった。

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裏山が近い。

 

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温泉は硫黄臭があまりなくあっさりした感じだが、何度も入る内にキメ細かな粘度を感じる。足のむくみもとれて温泉効果を感じた。

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陶器タイプの浴槽は好みではないのだが、浴室が広いのでゆったりした気分になる。

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これまでの宿では共通してバスタオルの数が少ないのだが、この宿は十分な量があり、私のように一時間おきに入浴する者にはありがたい。

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さて期待の夕食であるが、老舗の旅館らしく部屋食であった。

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和食でロブスターとは珍しい。

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仙台牛も結構な分量であった。

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シメの握り寿司は最近心配なイカもあったが、細かく包丁が入れてあったので信頼して食した。

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食後のフルーツは量が多いので驚いたが、夜食代わりということで、ゆっくり食することができた。ゆきとどいたサービスである。途中の中継にしては期待以上だったとウチのカミさんも大満足であった。

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仙台駅で青森行きの新幹線にのる。東北新幹線は初めてなのだが、盛岡で秋田行きと青森行きに連結車両が別れるので、乗車する車両に注意する必要がある。

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八戸駅星野リゾート奥入瀬からの送迎バスに乗るのだが、集合時間まで八食センターへ行くことにした。

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ここは店内で買った魚介類を炭火で焼いて食べることができる。店でバーベキュー用にさばいてもらって、炭火専門の店で一人300円の炭火代を払うシステムである。昼間の罰当たりの酒も飲むことができる。

f:id:sollers:20170601071238j:plain星野リゾート奥入瀬渓流ホテルは、八戸駅からの送迎バスで1時間10分の距離であった。

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このホテルは東館と西館の二棟があり、それぞれのロビーに岡本太郎の作品が飾ってある。(もちろん製作年代からみて作品は星野リゾートが経営を引き継ぐ前のものであろう)

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部屋は岩松旅館と比べると狭いが、ホテルとしては充分な広さであり機能的にまとめてある。浴室はガラス張りだが、カーテンを降ろすことができる。

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温泉の湯量は自分で調節するシステムだが、常に最小限で掛け流しの状態にしておくと、二十四時間、特に朝一番でも適温に保つことができる。だが、あまり蛇口を大きく開くと熱くなりすぎて、折角の源泉を水で薄めることになるので要注意だ。

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三泊四日の旅行ともなると、ウチのカミさんと仲が険悪になることもあるのだが、森林浴と温泉浴との二重効果で気分も穏やかになるようだ。真下が奥入瀬渓流だから、ロケーションとしては最適である。この季節は風も涼しく、野鳥の声や山の匂いがする。

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一泊目の夕食はバイキングにしたのだが、私はビヤガーデンでもバイキングでも選択を誤り後悔することが多い。今回思ったのは、必ず出来たての料理だけを選んで、美味と感じたものを好きなだけ何皿も食するという偏った食べ方が一番良いようだ。

朝食は追加料金を払いテラスでモーニングを食した。野外で食事するとあまり好きではない野菜まで美味しく食べられる。

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オプションでガイドウォークに参加した。奥入瀬は上流・中流下流と三区間あり、当ホテルは下流に位置するのだが、バスで中流まで行き、そこから二時間散歩するコースである。ほぼ平面に近い登り坂であり、90歳の方が参加されることもあるとのことである。

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ガイドさんが苔に霧吹きすると見るまに色が変わるのに驚いた。

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スマホのレンズにルーペを当てる方法も教えてもらった。

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絵を描く人も多い。

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著作権があるので紹介できないのが残念だが、この方の絵には皆が感心して見ていた。

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中流地域はこういう景観が多い。

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中流地域の到着地は「雲井の滝」であるが、こういう大きな滝は上流地域に多いとのことである。

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さて二泊目の夕食は追加料金によりレストランで食することにした。

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フォアグラにグリーンピースのソースがよく合う。

f:id:sollers:20170601071306j:plain鯛のカルパッチョはあまり好みでないが、ここはソースと野菜のバランスが絶妙であった。

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口直しは春菊のグラニテに苺をのせたものだが、珍しい味である。

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シメが一口カレーというのも意表を突く。

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このスィーツは二人分だが、それにしてもこの量には圧倒される。

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星野リゾートはオプション選択によって別料金が発生するので割高な印象を受けるのだが、トータルでみるとガイドウォークや酒代まで含めて一泊一人あたりが、岩松旅館とほぼ同じであったから、お得感はある。野外活動を楽しむか、広い部屋でのんびりするか、それぞれに特長がある。

帰りはグランクラスにした。シートのリクライニングを完全に下げても後ろの席に迷惑がかからないよう工夫されているので、私のような遠慮がちの者にはありがたい仕組みである。

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リクライニングはただ下げるだけでなく、肩・腰・足元と細かく電動調節できる。

まったく疲れない理想的な椅子である。家に欲しいと思った。

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車内のつまみ・軽食・ドリンクはすべて無料である。軽食は和洋から選ぶのだが、ウチのカミさんとシェアすることにした。

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つまみも二種類ある。

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これらは一人一個だが、ドリンクはお代わり自由である。座席のスイッチでアテンダントを呼んでいくらでも注文できるのだが、昼間でもあるし、私のような遠慮がちの者には大変勇気がいる。ネットでの事前情報では定期的に巡回してくれるとのことだが、それは全行程の前半である。

したがって食後の片付けなどで頻繁に巡回してもらえる最初の三十分間が勝負である。

このときに、小声で日本酒やウィスキーを頼んだのだが、いずれも駅の売店でいつも買う酒よりワンランク上であり、たいへん美味であった。このバーボンは初めて飲んだのだが、口当たりが柔らかくロックでぐいぐい飲めた。これほどの美酒を飲まないのは実にもったいないことである。

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あとの二時間は心地良い座席でプッチーニを聴きながら酔いを醒ますのだが、酔い醒めに聴くプッチーニが極上であることに初めて気がついた。ということで今回もまた馬鹿野郎の罰当たりな旅であった。